SOC SOCは、国際協力を得ながら官民協働のもと、文化財保護(保存修理)活動と芸術文化の創造力を最大限活用して、被災した地域社会の復興に資することを目的としています。 募金する

  • 東日本大震災被災文化財復旧支援事業(文化財保存修復助成)の決定について
  • 『文化遺産とまち、ひと、復興』 東京大会(PDF)

概要 東日本大震災被災文化財 復旧支援の国際協力活動始まる

文化財保護・芸術研究助成財団(東京都台東区上野、理事長:宮田亮平)は、東日本大震災で被災した文化財の復旧支援活動の一環として、ワールド・モニュメント財団(World Monuments Fund:WMF/米国ニューヨーク、理事長:ボニー・バーナム)と連携し、被災地域主導での復旧活動を広く国内外に支援を訴えるキャンペーン「東日本大震災被災文化財復旧支援事業(Save Our Culture"心を救う、文化で救う")」(以下「SOC」という。) を開始しました。 SOCは、文化庁の協力を得て実施していきます。

キャンペーンバナーは下記を御利用ください。

SOCバナー

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ワールド・モニュメント財団について

ワールド・モニュメント財団 - World Monuments Fund -

本部所在地 350 Fifth Avenue Suite 2412 New York, NY 10118
TEL:646-424-9594 URL: http://www.wmf.org/
日本代表部 〒220-0011 神奈川県横浜市西区高島2-19-12 横浜スカイビル20階 アイ・グローバル・カンパニー内
TEL:080-6726-1308 E-mail:minagaki.culture@gmail.com
理事長 ボニー・バーナム
副理事長 ヘンリー・エンジー
日本代表 稲垣光彦(みつお)
設立年 1965年(昭和40年:米国NYにて)

財団の概要

ワールド・モニュメント財団(WMF: World Monuments Fund)は1965年に米国ニューヨークで設立された非営利民間組織です。国や文化の枠を超え,歴史的建造物などの文化遺産を保護・保存することを目的とし、世界各地で政府などの公的組織及び民間のパートナーと協力して、経済的・技術的支援活動や教育・啓発活動を行っています。本部を米国ニューヨークに置き,今日まで45年以上にわたる支援活動範囲は90カ国以上に及びます。米国以外の主要な活動拠点は、フランス(パリ)、イギリス(ロンドン)、ポルトガル(リスボン)、スペイン(マドリッド)にあります。

主な活動内容

WMFの最初の大規模なプロジェクトは、1966年の大洪水で被害を受けたヴェネチアの建造物25点の修復でした。以来今日までに、アンコール遺跡(過去20年にわたり支援を続けています)、王家の谷、ヘラクレス神殿、ポンペイ遺跡、それにフランス、ベルサイユのマリー・アントワネット劇場など世界的に有名な文化遺産のみならず、多くのその地域社会以外には知られていない貴重な文化遺産を守るために日々活動しております。

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日本での活動実績

広島県福山市「鞆の浦(とものうら)」が2002年,2004年の2度「ワールド・モニュメント・ウォッチ」(後述)に選定され、2004年12月に同地区にある坂本竜馬ゆかりの旧魚屋萬蔵宅(きゅううおやまんぞうたく)の修復・再生に10万USドルの助成金を拠出。

尼門跡寺院(全国で京都・奈良に13カ寺残る)の保護・保存プロジェクト(これは単独プロジェクト)として、京都の宝鏡寺(勅作堂),霊鑑寺(奥書院の障壁画と天井の唐紙修復),そして奈良の中宮寺(室内障壁画を含む表御殿の修復),法華寺(防火および庭園下の排水システムの復旧)の計4カ寺の修復を2003年から2008年に掛けて完了。その助成金総額は約200万USドル。

京都の歴史的景観である京町家が、2009年10月に、京都の伝統的木造都市住宅「京町家群」として、「ワールド・モニュメント・ウォッチ」2010年版(47カ国、93カ所)に選定され、2010年6月より「京町家再生プロジェクト」が始動。2010年11月に釜座町町家の修復プログラムが、そして2011年9月に、教育・啓発・記録制作など他のプログラムを終え、当初の予定通りプロジェクトが完了。当プロジェクトに対する助成金額は25万USドル。

a広島県福山市鞆の浦a奈良県中宮寺表御殿a京都市中京区釜座町町家

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ワールド・モニュメント・ウォッチ

WMFが1996年より隔年で、"緊急に保存・修復などの措置が求められている文化遺産"を世界中からの申請を得て、選考しリストとしてまとめ、広く配信し保護活動の必要性を訴えるというプログラムです(選定されたところに自動的に助成金がでるものではない。情報発信とともにWMFが広く支援を呼び掛けそれに呼応する基金パートナーを募り、地元と連携し助成金を確定する)。2011年10月5日に発表された「ワールド・モニュメント・ウォッチ」2012年版(41カ国、67カ所)では、ユネスコ世界遺産でもあるナスカの地上絵(ペルー)などとともに、日本からは、「東日本大震災被災文化財」、「旧平櫛田中邸・アトリエ(東京都台東区上野桜木)」、京都の伝統的木造都市住宅「京町家群」(前回2010年版に続き2回目)の3カ所が選定されました。

これからの活動の課題

WMFは常に政府、地域社会、企業、財団、個人とのパートナー関係を構築して、文化遺産の保護・保存を目的として活動意図しています。今後とも日本の貴重な文化遺産を持続的に継承していくための支援の輪を、日本においても広げていきたく思います。

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